さとう式『3つの理論』_後編

 

今月は『さとう式』をより効果的に活かすため、セルフケアに取り入れるため、
そして、変化をイメージするために、3つの理論をお話しています。

今回は、さとう式の基本理論の3つ目。

 

3、筋肉をゆるめる

 

さとう式リンパケアと言えば、筋ゆるを思い浮かべる人も多いかもしれませんね!
一時期はメディアにもたくさん取り上げられていたし、
具体的な手法を出し惜しみせずに、見せまくっている手法は、
結構、インパクトがあったんじゃないかなぁ~っと思います。
では、筋肉をゆるめるってどういうコトなんでしょうね。
ただなんとなくチカラが抜けていれば良いというコトではありません。

 

通常、筋肉は柔軟性に富んで伸縮自在の組織です。
それが動かないとなったら、当然カラダはバランスを崩しやすくなります。
人間はそれでも立って移動しなければならないので、カラダが歪んだ状態でも
バランスを取ろうとします。

 

そんな状態が続くと、歪んでいる状態の方がラクに感じてしまうと言う。。。
気が付けば、その歪みが内臓に負担をかけて腔を潰し、不調を起こしてしまうのです(;´Д`)

 

普通に考えたら、筋肉が縮まってしまっているなら伸ばせばいいんじゃ?!
…っと思われる方もいるかもしれません。
ですが、縮こまって固まっている状態をただ伸ばしたところで、何も変わらないのです。

 

ガチガチに絞ったまま、乾燥して固まっているおしぼりをイメージしてみて下さい。
それが、固まった筋肉と同じ状態です。
左右に引っ張った所で、ねじれやヨレヨレ感がなくならないですよね??

 

これを、元のおしぼりの状態に戻すとしたら、もう一度水に濡らします。
これが「ゆるむ」のメカニズムになるのです。
筋肉も水分を導いてあげれば、元の形に戻るのです!!

 

ゆらすっというのは、血流を含めた水分を筋肉に促すため、、なのです。

 

そして、循環液が通るリンパ管は皮膚のすぐ下にあり、薄くてデリケートな
部位なので、強く押し流そうとすると、かえってリンパの流れを止めてしまったり、
組織を傷つけてしまう可能性があるから、優しく触れるのです。

 

ストレッチや揉みほぐしは、ぎゅーぎゅーと強制的に伸ばしたり、押したりして
凝り固まっている人には、たまらん刺激だと思います(笑)
伸びきった感とか、ほぐれた感とか、、ワタシも大好きです(笑)

 

でもね、、、
毎度思うのは、すぐに元に戻る。。酷いケースだと、施術してもらってスッキリした後、
カバンを肩にかけて歩いて家に帰るだけで、すでに肩が凝った状態に戻っている場合も…。
それだけ根深い肩こりになってる自分を責めるのが、本来ですが(苦笑)
せめて1日ぐらい、軽い状態をキープしてくれよ…(;´Д`)っと思う所もあったりして。。

 

本気で肩こりを治そうと思ったら、仕事を辞めるしかない!
…っと言うのは冗談ですが、そのぐらい大変なコトに感じます。

 

そんな私が、とても印象に残っている受講者様(※)の言葉(ご感想)があります。
(※)…さとう式リンパケア初級講座を受けられた受講者様です。
    ↑こちらをクリックすると詳細が見られます(^^♪
「プロのケアに頼るだけでは、自分の元気を育てられないなぁ。
 専門家の技術に助けて頂きながら、日常の養生を磨きたいと思うようになりました。」
確かにそうだなぁと、、ど真ん中に刺さったお言葉が、ずぅーんと来ました(;´・ω・)

 

たとえ世界一のゴッドハンドだとしても。
完璧に治すことは出来ないし、再発を防ぐことも出来ない。。
最後は〝自分〟なんですよね。

私が言うのも変かもしれませんが、シーズスタッフは、ホント意識が高い!

程よい距離感と言うか、なんと言うか。。
絶妙の立ち位置で、お客様を全力でサポートしている様子が、少しでも伝わったらいいなぁと
いつも思います。。

 

ここまで講座などに力を入れているサロンも、中々ないんじゃないかと思います!
実際、施術中に色々教えてもらえるコトもあるけれど、、
気を緩めに行っている分、忘れちゃうコトも多々ありますよね(苦笑)
だからこそ、施術とは別個に教えてもらえる機会を、上手く利用して欲しいです♪

 

さとう式の講座を受けると、人間のカラダって凄いな!と思えます。
(実際に、受講生の方からのご感想にもありました。)
身体の基本原則に従って作られている「さとう式」だからこそ、分かるコトもあります。

 

何より、カラダの知識のない人でも分かるように、理論が組み立てられているので
素人でも何の問題もなく、簡単に出来ちゃう素晴らしさ♡(´▽`*)
カラダは、綺麗な筒状の腔になっているコトをイメージして、呼吸をしましょう。
そして、空気・血液などの水分・食べ物を、カラダ中に流してあげましょう。

 

身体から力が抜け、自分の胸やお腹の空間に空気がたくさん入ること、
バランスが整っていくことを感じてもらえればケア効果はさらにアップしますよ。