さて、次は中医学で花粉症のケアを。
実はアレルギーの主な原因としてもちろん呼吸器系の不調もさることながら
実は「腸内環境」も大きな原因と言われています。
と言うのも体外から入れられる食べ物に対する免疫もとても重要なので
腸内にはおよそ60%の免疫細胞が含まれていると言われています。
また赤ちゃんや乳幼児期に食物性アレルギーを発症しやすいのはこの免疫機構がまだ不十分であるからと言われています。
便秘や悪玉菌の多い状態を腸内で作ってしまっていると、免疫機構がうまく働かなくなってしまって、過剰にアレルギー反応を起こしてしまいます。
出典:http://health.suntory.co.jp/protect/meneki01/03.html
出典:http://health.suntory.co.jp/protect/meneki01/03.html
また腸は「耐ストレスホルモン」を作成する場所でもあります。
ストレスがかかると免疫機構が低下してしまうので、更にアレルギー反応が出てしまいます。
先ずは腸内の環境を整えることから始めて行きましょう。
腸内環境を整える食べ物とは・・・
はちみつや豆乳、きな粉などを取る。
乳酸菌や食物繊維を多くとる。
そして朝、お白湯を飲むことです。
それでは中医学的には?と言えば
「肺」と「大腸」は実は親子関係に当たります。
肺が調子が悪ければ大腸も調子が悪くなり、大腸が弱ると肺が弱くなります。
大腸は主な仕事の一つに「水分の吸収」、「細菌類の均衡維持」、「不要物の排泄」があります。
上手くこの3つの機能が動いていたらいいのですが、
上手くこの3つの機能が動いていたらいいのですが、
体内水分量の減少、酸化、炎症反応が進むと一番影響を受けるのが「肺」なのです。
直接外気と接している肺はもっとも乾燥しやすい状況にあります。
直接外気と接している肺はもっとも乾燥しやすい状況にあります。
実は臓器というものは、皮膚と違い津液や血液で潤ってないとその機能を維持できないので乾燥を嫌うのです。
その中で最も乾燥しやすい肺臓は、体の乾燥(水分量の減少)や炎症による影響を受けやすいのです。
そして肺から大腸への影響ですが、酸素を吸収し全身へ散布する事が肺のお仕事です。肺が元気で体に十分に酸素がいき届いていればいいのですが、肺に問題があり酸素が十分に行き届かない状態になると、筋肉が収縮し、身体は緊張しやすくなります。
身体が緊張しやすくなるということは、交感神経優位になります。大腸は副交感神経支配で働いている臓器で、交感神経優位の状態になると、せんどう運動が弱まりその機能が悪化し環境も悪くなります。
肺と大腸の働きを改善していくには効果的な方法として
神気漢方アロマオイル「開」がおおすすめです。
鼻づまりには小鼻の横の「迎香」に塗り込んだり
喉が痛い時は喉から胸にかけて。
咳が止まらない時は肩甲骨の間や下腹部に。
そして大腸経絡・肺経絡を中心に漢方オイルを使って刺激すると老廃物が抜けてより楽になります。