ウォーキング=ダイエット【後編】

今月は、ペー店長が提唱する〝ウォーキング〟について、お伝えしています。
このウォーキング、正式名称は【4DSメディカルウォーキング】と言います。

 

そもそも…「4DSってなんやねん!」っとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
いまいちピンと来ない名称ですよね(;^ω^)
過去のコラムでも、何度か登場している『4DS理論』。
いづれ触れなければならないと思いつつ、、個人的に苦手分野が絡んでいるため、
正直避けて通っておりました(苦笑)

 

『4DS』とは、4 Dimension Structure(4ディメンション ストラクチャー)の略称みたいなモノ。
ディメンションとは『次元』、ストラクチャーは『構造』を意味します。
あえて日本語に訳すなら、4次元構造となりますね。

 

〝4次元〟と言う言葉からは、私にはドラえもんのポケットしかイメージ出来ませんがw
次元とは、数学において空間の広がりを示すための指標とのこと。

「へ?4次元…??」っと思った方、、、ワタシも同じです(笑)

 

なぜ〝4次元構造〟と言うような名前になったのかと言うと、
空間の中にも、人間の動きを左右する重要な要素があると言う考えから、

この名前になったようです。これ以上は、私が説明するには限界が来てしまいそうなので、
詳細が気になる方は、ペー店長に聞いてみるか4DSのセミナーを受けてみて下さいねw

 

これは私の個人的見解ですが、4DSは〝人体は4次元空間に存在するモノ〟…として捉えた上で
考えられた手技療法と言えるんじゃないかと思います。
この4次元空間にも、カラダに大きな影響を与える要因があるっと言うことのようです。

これらの内容をふまえて…。
従来のウォーキングと、4DSメディカルウォーキングの違いをお話して行きますね。

 

これまでのウォーキングの、フォーマットと言えるようなイメージは、
姿勢よく、腕をふり、歩幅を大きめにとって、早めに歩く。
足は、かかとから地面につけて、つま先から蹴りだす。…っといった感じですよね?

 

これは、そもそも〝運動用〟としてのウォーキングなので、ちょっと違うのかもしれませんが、
通常の歩行に関しても、歩幅やスピード以外の俗説は同じです。

 

実はこれ、身体へのリスクが結構高かったりするのです。
体幹を使った体重移動を行い、それを膝を伸ばした状態でかかとから着地させるのは、
足首や股関節、膝にも過度な衝撃を与えてしまうことになります。

 

このあたりは、ホント表裏一体で、アラフォー世代には少々危険な香りがしますよね(;^ω^)
まぁ若くても、日ごろあまり運動しない人にとっては同じかもしれません。

 

一方、4DSメディカルウォーキングの特徴としては、
・体幹の移動ではなく、全身を使う歩き方。
・特定の筋肉に頼りすぎずに体幹を潰しながら歩く。
・身体を後傾させながら歩く。
・蹴らない、踏ん張らず、足への荷重が適切にかかる歩き方。
・しなやかに動く身体作りを目的としている。

 

これらの歩き方は、4次元の運動学、流体力学を基に構成されています。
もうちょっと具体的に言うと、
・背中を丸くして脱力して歩く
・後傾姿勢
・横隔膜を下げる
・体幹を固めない
・地面を蹴らない
・足の設置は歩く状況によって変わる
…っと言った感じで、それが↓このスタイルになるワケです!

この、体幹を潰しながら歩くっと言うのが、内臓機能アップに繋がるのです。
4DS理論の中では、『減腔(げんくう)』と表現されている通り、腔を減らすんです!

 

過去コラム:呼吸を整える『骨盤調整』でも、4DSの減腔について触れているのですが、
分かりやすく言ってしまえば、この施術のセルフケアのようなモノが、このウォーキング。
そして最も特徴的と言えるのが、〝日々の努力〟みたいなモノではなく、
日常的に歩く中で実践していくことが出来ると言う部分だと思います!

 

もしかしたら、先のペー店長の写真や、前回の動画だけを見ると、あんな風に歩くのかなぁ…
と言うイメージを持たれた方もいあるかもしれませんが…
全く違いますッ!(;'∀')
動画のように、練習としてあえて誇張した動きをすることによって、日常の歩き方を
自然に変えていこうとする方法をとっています。

 

さすがに日常的に、この歩き方をしろと言われたら…嫌ですよね(笑)

 

おそらく、ほとんどのヒトが前傾姿勢で歩いていることすら、認識がないと思います。
だからこそ、最初は後傾姿勢を強調して行っているワケです。
当然ながら、全ての動きには意味があります。従来の概念とは、真逆を行く歩き方になるので、
最初は受け入れれなくても仕方ないのかもしれません。

 

ですが、一流スポーツ選手や世界的なモデルさん達は、自然とこの歩き方をしています。
ウサイン・ボルトやタイガーウッズ。あのサニブラウン選手もそうらしいですぞ!

 

見分ける目印になるか分かりませんが、、、
右脚が前に出た時、右肩が下がり、左足が出た時、左肩が下がっています。
こう言う歩き方や走り方が、腔を潰す動きとなっているそうです。
(↓後ろを走っている男性は、肩がまっすぐですよね)

逆に肩がまっすぐなまま走っていたり、歩いている場合は、背筋に力が入っている歩き方。
これは、まだ背筋を伸ばして胸を張る姿勢が良いと〝勘違い〟しているから。。。

 

この4DSの提唱者が「勘違い」と言い切っているのは、腔を潰しながらの歩行が
『人間が持つ本来の動き方』だからです。

 

背筋を伸ばして胸を張る!…っと言うのは、背中にチカラが入り緊張感を持たせるので
戦争時代のなごりからきた姿勢教育だったのではないかと推測できます。
この所謂〝正しい姿勢〟と言われる姿は、背中の筋肉を使って背筋を伸ばすので、
過剰に姿勢を保持するためにエネルギーを使い「肩こり・腰痛」の原因になります。

4DSウォーキングでは、歩き方の改善だけでなく、姿勢の改善、健康の改善を促進します!

 

オモシロいのは、ダイエットが後付けだったと言うこと(笑)
後付けと言うと語弊がありますが、4DSウォーキングを行ったら結果的に痩せたと言う。。。
日頃、どれだけ燃費の悪い動き方をしてるんだろう…(;´Д`)と思わざるを得ませんw

 

痩せられないのは、エネルギーを有効利用できてないから!
何よりそれで、姿勢が改善できれば腰痛も治るし、健康的になればお肌の調子も上がるし!
良いコトづくしですな♪( *´艸`)

 

歳だから仕方ない…っと諦めてしまったら、そこで試合終了です(笑)

 

まぁ、ダイエットにこだわるにしても、姿勢にこだわるにしても、健康にこだわるにしても。
全部に改善の効果が見込めるなら、是非一度はやってみたい!
〝4DS理論〟と言う言葉を使うと、どうしても難しそうな印象を与えてしまいますが、
ペー店長曰く、このウォーキングのテーマは『人間の本来の形へ戻る。』っとのコト。

 

道路や靴なんかもそうですが、当たり前となった常識が、人間としての本来の姿を
どんどん変えて行ってしまっているのが現状です。
それを全て〝加齢〟のせいだと言ってしまうのは、少々乱暴なのかもしれませんね。

 

あなたにとっての自然な姿は、もしかしたら〝猫背〟なのかもしれません。
それを強制的に治そうとするのは、本当にカラダにとって良いことだと言い切れるのでしょうか?

 

もちろん『カラダにとって良い姿勢』は、個人個人で違いますので、
一度、施術を受けてみて、ご自身の本来の姿を認識してみるといいかもしれません。
ウォーキングレッスンの方は、皆さまのご希望で開催可能なので、ぜひお問合せくださいね!