ストレスについて、考える。【前編】

豪雨によって被害に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。

 

 

長い長い雨の季節。少し晴れ間が見えるようになったものの、

自然災害に加えて、新型ウイルス感染の不安など、、日々流れるニュースに

心を痛めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

再び日常がゆらぎ始め、経済活動と行動制限と同時に行われる昨今。

どちらも〝~すべき・~ねばならない〟と言うニュアンスが含まれているようで、

ある種の呪いがかけられているような気さえします(;´Д`)

 

 

この〝呪い〟の正体は…。

皆さまご存じの【ストレス】かもしれません。

 

 

このコラムでも、度々登場してくるストレス。

その都度『外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のこと』っとお伝えしておりますが…

今回はもう少し分かりやすく、深堀してみたいと思います。

ストレスは、よく〝風船〟に例えられます。

もともと「ストレス」と言う言葉は、物理学の分野で使われていた用語で、

物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を表しているそうです。

 

 

つまり風船を手や指などで押さえると、凹んで形が変わりますよね?

この歪んだ風船がストレス反応で、押さえる力をストレッサーと言うそうです。

 

 

まず1つのポイントとして、風船にもいろいろ種類があって、同じ力で押していても

凹んで形を崩すモノもあれば、すぐ割れてしまうモノもあったりします。

様々な反応が出る…、これってまさに人間と同じですよね。

 

 

ストレス耐性は、人によって違うと言う認識を持つコト。

ストレス反応は人によって違いますし、ストレスを感じる度合いも人によって様々です。

だから、自分が大丈夫だからと言って、他の人が大丈夫だとは限りません。

ストレスを溜めている人ほど、ストレスに弱い人を批判する傾向があるようです。

 

 

「私はこんなに耐えているのに、あなたは弱すぎる!」っと言った感じで…。

 

 

ストレスが他の誰かのストレスを生んでしまうと言う悪循環を避けるためにも、

まずはストレスについて正しく理解したいですね。

風船を押さえる力=外部刺激=ストレッサーにも、いくつか種類があります。

①物理的ストレッサー(暑さや寒さ、騒音や混雑など)

②化学的ストレッサー(公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など)

③心理・社会的ストレッサー(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)

 

 

比較的、①②については対処策があったりしますが、

③の心理・社会的ストレッサーについては、簡単には対処できない事もあり、

一般的に「ストレス」と言われるのは、③の事を指しています。

 

 

これらのストレッサーよって起こる、体の反応も様々。

⇒活気の低下、イライラ、不安、気分の落ち込み、興味・関心の低下

⇒体のふしぶしの痛み、頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠など

⇒飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミスや事故、ヒヤリハットの増加

 

 

これらは、カラダが教えてくれる〝最初のサイン〟です。

その先、さらにストレッサーが続くと、ある程度の期間はカラダも抵抗して頑張ってくれますが、

さらにストレッサーが続いてしまうと、心身の機能が衰えて病気を発症したりします。

 

 

つまり、ストレス反応にも段階があるので、早い段階でご自身のストレス反応に

気づくことが、何よりも大切です。

 

 

まずはご自身のストレス具合をチェックしてみましょう!

↑↑↑クリックすると翠会ヘルスケアグループ・慈友クリニック様のサイトへ移ります。

 

 

チェックしてみましたか??

ご自身のいまの状況は、どうだったでしょうか?

 

 

ちなみに、私は「中度のストレス状況」でした。この状態が続くようだと、

重度になるかも…っと言う結果でしたが、、

この結果、正直 意外でした(;^ω^)

自分では気づいていないストレスを、何かで受けているのかもしれません(:´Д`)

 

 

職場もしかり、家庭もしかり。

今では学校なんかでも、ストレスを感じてる子もいるかもしれませんね。

「仕事」「人間関係」「引っ越し」「結婚」「離婚」「育児」「介護」「老後」…

残念ながら、人生には様々なストレスが付きものです。

(もちろん、中には全くストレス感じない人もいますが)

 

 

今では自然災害なども、ストレスの一端になっているかと思います。

 

 

どうすることも出来ないじゃん、、っと諦めてしまう方は、ストレスを溜めやすいかもしれません。

上手く付き合っていけるといいですね。

【後編へ続きます】