〝冷え性〟ってなんだろう?【前編】

1年の中で、一番寒いと言われる今の時期。(1月下旬~2月上旬)

日差しはあっても風が強かったり、雪も多かったような気がするし…

温暖化なんてウソみたいに感じる時、ありますよね(;^ω^)笑

 

今年、特徴的なのは寒暖差。

温かい日が続くと思えば、雪が降るほど寒い日があったりして。

私の周りでは、「温かいかと思って…」と薄手の上着にしたりする人もいて…。

ホント身体への影響が心配です。

 

〝冷え〟は、女性にとっては大敵!!

過度のストレスと同じぐらい、不調のもとかもしれません。

 

きちんと身体と向き合うために、今回は〝冷え性〟について、お話します!

そもそも〝冷え性〟ってなんでしょう?

冷え性とは、人が寒さを感じない温度なのに手足などが冷たくてつらく感じる症状を言い、

西洋医学では、〝体質〟として扱われています。

 

※ちなみに、『冷え症』と表されるのは東洋医学的な考えで、〝症状〟として

 捉えられ治療が必要なモノだと扱われているそうです。

 

医学用語では、『抹消血管(毛細血管)の血行障害』と言われるそうです。

 

つまり、冷え性=血行不良っと言うコト。

 

身体の中で発生した熱エネルギーは、血液によって運ばれます。

それが滞ってしまうと言うことは、体温の維持や調節が円滑に行えなくなります。

 

さらに血行が悪くなると、老廃物が上手く排出されない上に、

十分栄養を各臓器に補給するコトが出来なくなり、肩こりをはじめ、

むくみ、吐き気、生理不順、自律神経の乱れなどの症状が現れます。

 

身体中の臓器に栄養が行き届かなければ、各臓器がうまく機能しなくなるワケですから、

そりゃ当然、不調になりますよね(´д`ll)

 

ちなみに子宮への栄養が滞ると、卵子の質は低下し、排卵障害などを起こす可能性が高まります。

その状態で妊娠は、なかなか望めません。。

まぁ、だからこそ冷えは〝女性の大敵!〟と言われる所以になるワケですが。。

 

妊娠を望んでいなかったとしても、血行不良が進行すると心筋梗塞などの命に危険を

及ぼす疾患に繋がることもあるので、もう少し危機感を持ってもいいかなぁと私は思います。

ちなみに、ヒトの免疫機能が最も働くのは深部体温が37℃前後の時と言われています。

体温が下がると言うことは、感染症発症のリスクを高める可能性があるのです。

このご時世、けっこう大切な要素だと思いませんか?

冷え性にはいくつか種類があるって、ご存じでしたか?

そのタイプ別で、改善方法が変わってきますので、ご自身がどのタイプに当てはまるのか、

認識しておくのも大切です。

 

■冷え性は、大きく分けで4タイプ

①四肢末端型…手足の末端が冷えるタイプ。

②下半身型…手は温かいけれど足は冷たいタイプ。

③内臓型…身体の表面は温かいけれど、お腹が冷えやすいタイプ(隠れ冷え性)。

④全身型…常に体温が低く、季節を問わず寒さを感じるタイプ。

 

詳細は、こちらを参照させていただきました!

冷えのタイプ別に知っておきたい冷え性改善方法 (s-re.jp)

ぜひ、ご自分がどのタイプなのか、確認してみてくださいね!

 

私自身は、典型的な下半身型でした。

デスクワークなど長時間座った状態で、下半身の筋肉が固まり、血の巡りが滞ってしまうケース。

上半身には血が巡るため、上半身に汗をかきやすくほてりやすいそうです。

 

正直に言うと、昔は冷え性の自覚がなく、それが当たり前だと思っていて。

整体の先生に指摘されて初めて〝冷え〟意識したような気がします。

なんせ『下半身が冷えている限りは、肩こりは改善しない』そうなので…(ー ー;)

 

自覚症状がないって、一番危険ですよね…

自覚がなければ、改善しようとも思わないワケで、悪化する一方。

そこから身体を壊すことだってあるかもしれないですからね。。

 

とくに全身型は、基本寒いので〝冷え性〟だと言う自覚がないケースも多いそうです。

十分意識を向けてあげてくださいね。

冷え性タイプには、「混合型」と「ほてり型」と言うモノもあるそうです。

混合型っと言うのは、なんとなくイメージつくかと思いますが、「ほてり型」って

なんだか不思議ですよね。

 

無関係のように見えますが、冷え性によってほてりが引き起こされるケースもあるそうです。

これは、四肢末端型や内臓型の症状が進行したタイプみたいで…

 

自分はよく汗をかくから、冷え性ではないと思っている方も多いと思います。

ですが、タイプによっては「汗をかきやすい」という症状もありますので、

原因の分からない不調を抱えている人は、一度〝冷え性〟疑ってみてもいいかもしれませんね。

 

ご自身が冷え性なのかどうか、冷え性ならどのタイプにあたるのか、

一度ぜひ確認してみてくださいね!

 

改善策などは【後編】お伝えして行きたいと思います。お楽しみに~(^^♪