アレルギー症状を抑えるために、出来ること。【前編】

花粉症がツライ時期になってきましたね…( ;∀;)

 

個人的には、基本的には薬を飲むほどの症状はありませんが、

朝方だけ酷く症状が出てしまい、ティッシュの消費量が

ハンパなく増えています(;^ω^)

少し前にニュースで観たのですが、朝方に症状が酷く出ると言うのは

『モーニングアタック』と言われる現象のようです。

 

モーニングアタックとは、朝起きたばかりの時間帯に、

くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状が、通常よりも辛くなることを言い、

就寝中に吸い込んだ花粉が目覚めとともに強い症状を引き起こす現象を言うそうです。

 

室内は花粉も少ないはずだし、空気清浄機だって設置してるし、

個人的にはすごく不思議な症状だったのですが、このニュースを観て納得(-_-;)

 

そしてさらに調べてみると、朝方に症状が酷く出る人は、

自律神経の切り替えが上手くいかず、一時的にバランスが乱れてしまい

身体が過敏に反応している可能性もあるそうです。

 

私自身、外へ出た方が鼻水が落ち着いたりする事もあるので、

もしかしたら、この自律神経のパターンかもしれません。。。

そして、花粉症に似た症状で『血管運動神経性鼻炎』と言うのがあります。

これも自律神経の異常によって起こる鼻炎と言われています。

 

ここ最近になって周知されてきた〝寒暖差アレルギー〟と言われるモノも

この類のようです。

 

実際のところは、アレルギーによるものではありませんが、

症状が似ているから…っと言って、〝アレルギー〟と言う名称を付けられてしまうと

何がなんだか分からなくなりますね(;^ω^)

 

ちなみに「血管運動神経性鼻炎」の場合、アレルギー検査をしても陰性になり、

花粉と同じような症状が出ていても、原因は特定できないそうです。

 

ストレスが絡む、現代病のような感じなのでしょうか。。

 

個人的には、現代において原因が特定できないなんて、不思議でならないのですが(笑)

こういった部分にも、自律神経は影響しているんですねぇ…(;´Д`)

 

ちなみに、アレルギー性鼻炎と花粉症は、ほぼ同じモノです。

原因となりうるモノが花粉とは限らず、通年を通して症状が出るのがアレルギー性鼻炎。

季節的に多くなる花粉が原因となっているのが、花粉症です。

残念ながら、花粉症になるとそう簡単には治らない…っと言うのは、

いまだ変わらない現実のようです。

 

一般的には、70歳を過ぎると自然と治ると言われていますが、

これは、身体が衰えていくことによって、反応しなくなる…みたいな事らしく

治ったように感じているだけの人もいるそうです。

 

稀に、花粉症が治った!っと言う話を聞いたり…、

テレビやネットで、花粉症によく効くっと謳われている食品等々もありますが、

こういった情報は、医学的には一切証明されていないそうです。

(※医学的に証明するには、数千人単位でも検証が必要のようです)

 

薬などを含めて、世の中に出回っている花粉症改善策の大半は、

あなたにとっては、効果がアルかもしれないし、ナイかもしれない、、

…としか言えないのが現実です(-_-;)

 

最新の治療では、アレルゲン免疫療法と言って花粉のエキスを少しずつ体内に

取り込んで、徐々に花粉に身体を慣らして、症状が起こらなくする方法がありますが、

安定的な効果を得るためには、2年~3年の治療が必要なようです。

 

そこまでやって〝完治〟したとしても、また新たな花粉症になる可能性もあります…

 

だけど、簡単に治らないからと言って、即効性がないからと言って、

仕方ないと諦めてしまうには、症状がツラぎますよね…(;^ω^)

では、花粉症の症状を抑えるためには、どうすればいいのか?

…っと言うことを知るために、まずは花粉症のメカニズムをお話します。

 

<<花粉症のメカニズム>>

⇒花粉のような〝異物〟が体内に入り、排除するモノと判断した場合に

 異物に反応する物質が、体内の中で作られます。

 その後、再び異物が体内に入り込むと、異物に反応する物質が働き、

 化学物質が分泌されることによって、くしゃみや鼻水、涙を出すことによって

 異物を対外に出そうとしているのです。

 

所謂これが〝免疫機能〟と言うヤツです。免疫力とも言われますよね。

この免疫機能が、過剰に働いてしまうのが花粉症の症状です。

 

必要以上に?過剰反応して、異物を追い出そうとしてしまう…

免疫力が高すぎると、本来なら反応しなくてよい花粉にまで免疫機能が

働いてしまうと言う話もあります。

 

まぁだからと言って、免疫力を下げれば花粉症が治まるのか?!…っと言ったら

そうではなくて(笑)

 

免疫力が下がると言うことは、身体を守る働きが低下すると言うことなので

その他の感染症などにかかりやすくなるし、花粉症も悪化することもあるそうです。

 

ここで大事なのが、やっぱり〝バランス〟なのです。

免疫力は高すぎてもダメだし、低すぎてもダメ。バランスよく保つコト。

 

昨今では、ストレスの影響などで免疫力が下がっている人も多い反面、

過度の健康志向によって、ハードな運動にハマってしまう人も多かったり。

免疫力を高めようと、体力をつけるために運動をするのはとても大切なコトですが、

やっぱり何事にも、『適度』が一番です。

ヨガなどが流行っているのは、この〝適度〟さが良かったりするんでしょうね。

前置きだけで、ずいぶん長くなってしまいました(;^ω^)

花粉症の症状を軽減していくには、どうしたらいいのか。今なにが出来るのか。

 

つづきは後編でお伝えします。

お楽しみに(^^♪