価格を決める際のポイントを、シナさんに聞いてみた。

今月のコラムは、商品やサービスへの値段の付け方について

お話してみようと思います。

実はコレ、私自身がつまずいた案件だったりします(;^ω^)苦笑

 

ひょんなことからシナさんの元でライディングの仕事をさせてもらう

ようになり、かれこれ5年ほど経ちますが、、

この間、当初の価格設定から変更なくこれまでやってきました。

 

…っと言うのは表向きで(笑)

実は、価格を上げる交渉をする勇気がなかったのです…(-_-;)

今思えば、案件としては同じでも、内容量が増えていたりしたので、

ダメ元でも交渉してみれば良かったんですが、、

 

Webライターが飽和状態の中で、価格を上げたら切られるかも?…とか、

私、そこまでのネタをちゃんと書けてる?…とか。

不安が溢れだしたら止まらず、、、崩壊寸前でした( ;∀;)

 

この案件は、きっと全業種共通してのお悩みかと思います。

 

最初に安価に設定して、経験を積んだら値上げしようと思っていても、

一度浸透した値段は値上げしづらいのが現実。。

今の値段で利用してくれるお客様が、値上げしても利用してくれるのか…?!

かと言って最初から高く設定してしまうと、そもそも利用してもらえない…

 

まぁサービス内容によっても違う部分もあるのかもしれませんが、

決めるまでには結構悩むし、慎重にもなりますよね。

さらにサロンのような技術系の場合、

1日の売上目標をお客様5人対応してクリアするのか、3人でクリアするのか。

2人違うだけでも、ずいぶんと疲労度も変わるはず。

 

初めての開業だったら、なおさら経験もないし、

先の私の話のように、高い値段をつけるだけの価値があるのか?!

…なんて心理ブロックも発動したりして。。。

 

正解がないモノって、ホント難しいですよね。

 

私自身が陥った案件だからこそ、シェアしたい…!っと言う思いで、

コンサル業もしているシナさんに聞いた、〝価格設定のポイント〟を

特別に紹介します!

 

Seeds HANARe  株式会社 Shining future seeds. イベントセミナー一覧  - リザスト (reservestock.jp)

 

価格設定には色々と手法があるようで、マーケディングでも

価格戦略(プライシング)として、重要な要素として紹介されていますので、

ぜひ、参考にしてみてくださいね(^^♪

*価格設定3つのポイント*

 

①起業予定地域の値段設定のリサーチ

競合他社が同じ施術(商品)を、いくらで提供しているのか?

いわゆる〝相場〟を知って、その値段を『価格モデル』とする。

 

自身の起業した地域の中で、しっかりと差別化が出来ていれば別ですが、

飛びぬけて値段が高いと敬遠されます。

技術系サロンと言うのは、差別化が難しい分野でもあると思うので、

価格と合わせて、どんなメニューが提供されているのか

一緒に調べておくと良いかもしれませんね!

②自身の時給換算と、損益分岐点の確認

「損益分岐点」とは、管理会計上の概念のひとつで、売上高と費用の額が

ちょうど等しくなる売上高または販売数量を指します。

 

つまり、簡単に言うと利益を考えずに、

コストをまかなえる売上金額を算出することです。

 

まずは、コストがどのぐらいかかるのかをしっかり把握しましょう!

 

固定費…売上に関係なく、発生する費用(家賃・人件費・保険料等)

変動費…売上に応じて増減する費用(仕入れ・光熱費・販売手数料等)

…っとまぁ、いろいろ費用があるワケですが。

 

コストと売上、利益とのバランスを測れるこの損益分岐点は、

価格を設定する重要な要素となります。

損益分岐点の計算方法は、こちらを参照してくださいね!

https://www.smbc-card.com/kamei/magazine/tips/break-even_point.jsp

 

そして、自分自身の時給換算。

起業したら、生産性のある作業ばかりではありませんよね?

それに伴う事務作業が必要だったり、SNSで告知したり、経費管理をしたり

掃除をしたり、買い物をしたり、、

上げだせばキリがありませんが、当然ながらそれにも時間は費やされます。

 

売上に直結するサービスが1時間だとして、

それを提供するために、その他業務が3時間必要だったとしたら、

時給はどんどん下がっていきます(;^ω^)

 

売上に直結するサービス以外の労力も、〝コスト〟ですからね。

 

場合によっては、あなた自身は時間の使える限り生産性のある作業だけやって、

その他業務をアウトソーシングしたり、バイトを雇ったりする方が、

利益が出る可能性だってあります。

 

自分の時給換算と、損益分岐点を含めて、自身の起業内容を俯瞰し、

実務と費用と売上見込み等々、様々な要素から値段を設定する必要があります。

 

③いくらならこの施術を受けたいか?というリサーチ

 

これは①と連動する部分でもありますが、競合他社の価格を参考にして、

お客様の知覚に適合する価格かどうか、リサーチをしましょう。

 

お客様がサービスに対して、高いと感じるのか安いと感じるのか、

適切な価格と感じるのか?

 

それを判断するために、有効なのが『モデル』『モニタリング』です。

 

こんな感じで↓シーズでも、よくモニター様を募集してますよね?

【早田ファッシャリリースモニター様募集中です!】 | ボディ&ヘッドスパサロン スクール シーズ 大阪市福島区 (ameblo.jp)

スタッフの技術向上を目的としているのはもちろんですが、

お客様に、サービスに対して設定した価格が適切かどうかを判断するため、、

でもあるのです。

シーズのような技術系のサービス業では、やはり技術や知識はもちろん、

効果効能が重要視されます。

 

自分の技術に自信があったとしても、お客様の判断が同じとは限りません。

その感覚的な部分を、埋めるためにもモニタリングを行う必要があると思います。

多数のモニター様から、色々な視点での意見を聞かせていただくのは、

本当に有難いことであって、価格設定の肝となることでしょう。

 

モニタリングは、お店を知ってもらう良い機会にもなります。

開業時となれば、スタッフの対応や不随サービス等々、

お客様からしたら、チェックしたい項目は多々あると思いますから(笑)

 

今、利益はでなくとも、後々リピーターとなってくれるお客様がいるかもしれません。

その可能性を増やすことが出来ますからね。良き宣伝にもなります。

 

価格は競合他社との差別化を図る部分でもあります。

自分の感覚ではなく、市場データを見ながら俯瞰的に価格を設定して

開業できるといいですね(^^♪

それでも価格を決めかねる…っと言う人も、少なからずいるはずです。

そういう人は、迷わずシナさんコンサルを受けてくださいw

 

私自身、悩みすぎて「こんなに悩むぐらいならいっそのこと

辞めちゃった方がいいのか?!」なんて方向に転がりそうになった所を

シナさんに救ってもらいました。

 

1人で悩み続けるぐらいなら、その道のプロに相談するのが一番早い!(←経験者は語るw)

いま何をやるのか、何をやる必要がないのかが明確になるはずです。

 

「あとで上げればいい」なんて、価格設定を甘くみてはいけませんよ~。

同じサービスを提供しているお店が多数あった場合、

価格は大きな判断材料となりますからね。

 

 

適切な価格設定をして、お店の未来に繋げましょうね☆