施術の結果を出す為に必要な事

実は最近

「どうすれば施術の結果が出せるようになりますか?」

というご質問をいただきます。

 

サロンを開いた時に大切な事として

 

「お客様に対してきちんと施術の結果を出す事」

 

このお話は、しょっちゅうお伝えしているのですが

具体的にどうすればいいのか。

 

というお話です。

 

ポイントとしてはとってもシンプル。

 

すぐできる事といえば、もうこれです。

 

1にも2にもカウンセリング

カウンセリングと一言で言っても

なかなか奥が深いもの。

 

今回はカウンセリングについての意味・意図、

施術の成果に対して活かす方法について

お話していきます。

 

カウセリングには

3段階ある事を意識してください。

 

 

タイミングは、

 

・施術前

・施術中

・施術後

 

それぞれ詳しく説明していきますね。

施術前

お客様がご来店された時に

一番最初にカウンセリングをするタイミングです。

 

この時の目的は3つ。

 

1:お客様の目的・悩みを知る

2:本日の内容の説明をする

3:緊張感を解く

 

ひとつずつ解説していきます。

 

1:お客様の目的・悩みを知る

今日サロンに来られているという事は、

何か目的があるはずです。

 

・どこかに不調があるのか

・イベント前だから整えにお越しになられたのか

・疲れているから癒されたいのか

 

まずは目的を知る事が重要です。

2:本日の内容の説明をする

お客様はどんな施術をされるのか、

やっぱりちょっとドキドキされます。

 

なので、

こういう場所から不具合が起きていますよ。

だから、こういう施術をしようと思いますよ。

 

という事を、事前にお伝えできると良いですよね。

3:緊張感を解く

特に初めましてのお客さまにとって、

新しい場所は緊張します。

 

ましてやサロンでは当たり前のように

お身体が無防備な状態なわけです。

 

その事を忘れずに、暖かい気持ちで、

もしお話くださるのであれば、

プライベートなお話も交えながら

信頼関係築いていけるとベストです。

施術中

施術中のカウンセリングのポイントは

「とにかくお客さまの状態をよく見る事」

につきます。

 

リラックスしたいお客様もいらっしゃれば、

お話をしたいお客様もおられます。

 

ではどこでカウンセリングをするのかというと…

 

1:言葉

2:身体

 

の二点です。

 

 

1:言葉

施術の心地よさの具合はもちろんですが

「今こんな事を目的にしていますよ~」

という説明なんかもできるといいですよね。

 

 

ただし、

お客様がリラックスされている時に

無理してコミュニケーションを取る必要はありません。

お客様の状態をよくよく観察する事も、大切な事です。

2:身体

言葉以上に身体は正直です。

言葉を交わさずとも、お身体に触れるとわかる事、

沢山たくさんありませんか?

 

「この筋肉が張っているから、

 最初に仰っておられた主訴の原因は

 この部分から来ているな。

 ならばこの筋をこのように触れば、

 しっかりと緩ませる事ができるな。」

 

なんて事もわかるはず。

 

 

つまり、お客様の言葉から取る状況以上に

身体から読み取る事ができるという事。

あなたはすでにセラピストです。

 

であれば、お身体と対話する事の大切さを

よくよくご存知のはずです。

 

お客様の主訴だけを鵜呑みにするのではなく

お客様の身体とお話するように 心がけてください。

 

身体からの言葉に

耳を傾けてあげる事も、カウンセリングの一つです。

 

可能であれば

施術内容にアレンジを加えるなど、

お身体にとってベストな方法を入れられると良いですね。

施術後

施術が終わったら、

 

・行なった施術内容の説明

・施術の効果持続について

・今後の注意点

・費用について

 

などをご説明します。

 

合わせて、お客様に

 

・本日のご感想

・施術における不明点や要望

 

を確認しましょう。

 

よりお客様に寄り添った良い施術ができるようになりますし、

次回ご来店の際に反映できると、ご安心いただけます。

 

アイテムのご紹介や

次回の来店についてご提案するのも良いですが、あくまでも

「必要があればご提案する。」に留めます。

 

こちらはシーズオススメのアロマアルコールスプレー。密かに人気商品です。

また、お伝えする際は

お客様のお身体の状況とともに

 

「なぜ必要なのか」

 

をしっかりお伝えすること。

 

・なぜ、必要なのか

 

をしっかりお伝えしないと、

不信感を与えてしまいかねません。

 

いいものだからお伝えしたい。

お身体の状態から見て、

絶対次回この日にお越しいただきたい。

 

お客様に対するアツイ気持ちはわかりますが、

選ぶのはお客様です。

押し売りにならないように、心がけてくださいね。

ー最後にー

大切なのは結果と検証を繰り返し続ける事です。

 

来店後のお礼のメールをお送りする際や

次回のご来店の際等に

前回施術のその後のご様子を是非伺ってください。

 

そのお声を拾って、また施術に活かしていく。

 

次回のご来店のお約束が頂けましたら

必ず次の施術に活かす事は鉄則。

 

前回よりも心地よくなっていただく。

その意識を忘れないことが1番大切です。

お客様のお話に耳を傾けることは、とっても大切なことです。

でも、お客様の心と身体の状態をご自身の目を持って、

真っ直ぐに見ることを必ず意識してください。

 

 

・なにを目的として、どのような成果を出すのか。

・今お客様はなにを求めておられるのか。

 

 

お客様の主訴に振り回されすぎると

根本の原因がわからないまま

なんとなくぼんやりした結果に終わってしまいます。

またお客様が求められるものと

全く違う成果を出しても、

それは成果には繋がりません。

 

 

確固たる成果というのは、

一日にしてならず。

 

細やかなカウンセリングを繰り返し、

その答えを施術に反映していく。

 

その繰り返しの先に、

あなただけの成果に繋がっていくのです。

 

独り立ちをしても

「実践と検証の日々」は

続いていくのです…!

 

 

しっかりと成果を出せるセラピストだからこそ

リピーター様が増え続けるわけで、

その積み重ねは一日にしてならず。

 

 

サロンの土台を安定させたいなら

「セラピストコンサル」も是非ご活用くださいね。