ボランティア体験記①戦争を語る利用者さん

癒しの手とオーダーアロマブレンディングで ココロとカラダをデトックス

貴女の美しさと輝く未来を引き出すアロマコンサルタント 中谷志奈子です

 

6月末までボランティアグループに属していました。

ボランティアグループでの体験はそれはとても素晴らしく

そして様々な仲間と一緒に活動することで

 

いろんな体験をさせて頂きました😊

 

そんな体験をこれからシェアしていこうと思ってます。

 

ハンドケアをしていて必ずおじいちゃんおばあちゃんから出てくるお話があります。

 

それは「太平洋戦争時のお話」です。

 

 

太平洋戦争で自分がどんな生活をしていたかを話してくれます。

目の前でその状況にいるように。

特に終戦間際から後のお話が多かったです。

 

「私ねぇ、昨日ね、お兄ちゃんが特攻隊で出てね。誇らしく思ってね。」

「今朝ね、芋のかけら食べたけど、それがおいしくてねぇ。」

 

ハンドケアをさせて頂いた皆様にはリアルに目の前に当時の状況が広がっているのです。

そこには悲観的思考は微塵も感じられず、その状況をその時感じた感情で話してくれます。

 

だからこそ、その戦争が当時は肯定的思考で受け取られていたことを

改めて感じるととても辛い気持ちになります。涙が出そうになった時もありました。

 

戦争観に対する自分の思想は置いておいて。

その時私は「うんうん、すごいですね、良かったですね」と肯定的にお話に相槌を打ちます。

そうするともっと詳しく、それはそれは鮮明に千人針の事や風景の事を話してくれます。

 

 

人は認知症になると過去を回想し始めます。聞いている方は前も

このお話聞いたなぁってもちろん思うこともあるでしょう。

ですが、それはとても脳にとっては良いリハビリでもあるのです。

 

思い出話の力「回想法」で認知症ケア! | 介護のほんねニュース

 

 

人の記憶ってすごいといつも思います。

情景は鮮明に、そして素晴らしくリアルに。あたかも今戦後であるかのような感覚になりました。

ハンドケアをしながら何度となくそんな場面に直面した事があります。