マスク荒れしたお肌にはクレイパックがオススメ

こんにちは、中谷志奈子です。

長めのマスク生活で、鼻や口周り、顎のザラつきや黒ずみが気になる方も多いのではないでしょうか？それは毛穴が原因かもしれません。

毛穴が黒くなるとは、主に皮脂腺から分泌される皮脂と、ターンオーバーで枯れるはずの古い角質が毛穴の内部に存在することで起こる現象です。これらが毛穴の中で酸化すると、黒ずみ（酸化した皮脂や角栓）や白いポツポツ（未酸化の皮脂や角栓）が発生します。

毛穴がつまる理由は以下の通りです：

1. 皮脂分泌の増加：思春期やホルモンバランスの変化（特にプロゲステロンの分泌増加）により、皮脂腺が活性化します。
2. 角質肥厚：紫外線ダメージや乾燥により、ターンオーバーが乱れ、古い角質が毛穴に残る。
3. 毛穴開大：皮脂や角栓が毛穴内で発散することで毛穴が広がる。
4. 酸化：皮脂に含まれるスクアレンが酸化し、黒ずみや炎症を踏まえます。

さらに、長時間のマスク着用はこれらのプロセスを加速させることになります。

マスクの着用が毛穴トラブルを悪化させる理由には、以下のような肌環境の変化が挙げられます。

1. 高温・高温環境
   マスク内は通気性が悪いため、温度と湿度が上昇します。この環境は皮脂腺を刺激し、過剰な皮脂分泌を確保します。さらに、湿気によって角質層がふやけ、毛穴詰まりを助長します。

2. 摩擦と刺激
   マスクの摩擦による物理的な刺激で、皮膚のバリア機能（角層の保護機能）が低下します。これにより角質が厚くなり、毛穴の閉塞が進行します。

3. 菌の繁殖
   マスク内部の高湿度環境はアクネ菌やマラセチア菌などの皮膚に常在菌の増殖を懸念しています。これが炎症性の毛穴トラブル（赤ニキビや黒ニキビ）につながる可能性があります。

4. 化粧品や汚れの残留
   マスクを装着している間、汗や皮脂がメイクと絡み合い、毛穴に詰まりやすくなります。これが毛穴詰まりの恐れを招きます。

毛穴を防ぐ、改善するには正しいスキンケア習慣が重要です。

1. 洗顔

• 特に、泡を十分に考えて、指先を使って円を描くように洗うと、毛穴の汚れを効果的に取り除きます。
• 洗顔後は冷水で毛穴を引き締め、肌を整えます。

2. クレンジング

• メイクをしっかり落とすことが毛穴ケアの始まりです。 クレンジング剤の種類によって特徴が異なるため、目的や肌質に合わせて選びましょう。
  • ミルクタイプ：敏感肌向けで低刺激。乾燥が気になる方におすすめ。
  • オイルタイプ：皮脂の多い方に最適。洗浄力が高いため、使用後は必ず保湿を。
  • バームタイプ：肌への密着力が高く、酸化した皮脂やメイク残りをしっかり除去。
  • 泡タイプ：洗浄力がマイルド。他のクレンジングと併用すると効果的です。

3. 週に1～2回のスペシャルケア

スペシャルケアとして以下を取り入れて、毛穴の解消がより効果的です。

オイルパック

毛穴に詰まった皮脂や角質を浮き上がらせ、毛穴をスムーズに開通させる方法です。

使用するオイル：アルガンオイル、ホホバオイル、セサミオイル（どれも肌用のものがおすすめ）

手順：

1. 洗顔後、気になる部分にオイルをたっぷり塗ります。
2. ラップで覆い、20分間お風呂でリラックス。
3. その後、泡立てた洗顔料で優しく洗浄します。
4. 冷水で引き締め、化粧水や収斂化粧品で整える。

クレイパック

クレイ（泥）は、毛穴の汚れや少しな皮脂を吸着する性質があります。ベントナイトやカオリンなど、肌悩みに合わせて種類を選ぶのがおすすめです。

注意点：クレイパックは乾燥すると肌を引き締めすぎるため、乾く前に必ず洗い流すようにしましょう。

1. マスクの選び方
   肌に優しい素材（やシルクコットン）や通気性の良いマスクを選ぶことで、蒸れや摩擦の影響を軽減できます。

2. 着用時間の調整に
   適度にマスクを外して肌を休めて時間を設けましょう。

3. 毛穴ケアは
   乾燥が原因で起こることも多いため、水分補給（化粧水）＋油分補給（乳液・クリーム）のバランスを心がけます。

4. 紫外線対策
   紫外線は毛穴が開く原因になるため、日焼け止めの使用を習慣に。

セルフケアで改善が見られない場合や、黒ずみが目立つ場合は、皮膚科や美容皮膚科でのご相談をおすすめします。同様に、ケミカルピーリングやレーザー治療、毛穴洗浄などの専門施術が効果的です。

マスク生活が続く中でも、毎日のスキンケアと正しいな対策で毛穴トラブルを防ぐことができます。 ぜひ「オイルパック」や「クレイパック」などのスペシャルケアを取り入れて、すこやかで透明感のある肌を目指しましょう！